ヒトラーと闘った女性たち : ルート・フォン・クライスト=レッツォウ夫人の生涯

書誌事項

ヒトラーと闘った女性たち : ルート・フォン・クライスト=レッツォウ夫人の生涯

J・ペイシャ著 ; 友枝久美子, 矢田裕華子訳

新教出版社, 1997.7

タイトル別名

Matriarch of conspiracy

タイトル読み

ヒトラー ト タタカッタ ジョセイ タチ : ルート フォン クライスト レッツォウ フジン ノ ショウガイ

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注記

参考文献: p417-424

内容説明・目次

内容説明

本書は、第一次世界大戦前から第二次世界大戦直後までを生きたルート・フォン・クライスト=レッツォウ夫人の伝記である。彼女の生い立ち、青春、結婚生活、そして未亡人になってからの一族の長としての生き方を通して、当時のプロイセンの貴族社会や、戦争へとなだれ込んでいったドイツ国家の状況を、一市民の視点から知ることができる。後半からは、神学者ボンヘッファーが登場し、いよいよこの本の主題とも言える、ヒトラー暗殺のクーデター計画へと、話が進んでいく。ルートはこのクーデター計画と何ら係わりをもっていなかったにもかかわらず、クライスト家の親類一族と、彼女が教会を通じてめぐり逢ったディートリヒ・ボンヘッファー、ハンス・フォン・ドナーニ、リューディガー・シュライヒャー、エーバーハルト・ベートゲらを結びつけ、クーデター計画の中核となるグループを作り上げたという点で、確かに「クーデター計画の女家長」と呼ばれるにふさわしい。

目次

  • 1 グローセンボーラウの女伯爵 1867‐1886年
  • 2 郡長の妻 1886‐1897年
  • 3 キーコウの未亡人 1898‐1911年
  • 4 忠実な兵士 1912‐1930年
  • 5 祖母ルート 1931‐1938年
  • 6 牧師の友人 1939‐1943年
  • 7 一族の母の最期 1944‐1945年

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA32231732
  • ISBN
    • 4400615901
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    440p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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