名作文学に見る「家」
著者
書誌事項
名作文学に見る「家」
(朝日文庫)
朝日新聞社, 1997.8
- 愛と家族編
- 謎とロマン編
- タイトル別名
-
名作文学に見る家
- タイトル読み
-
メイサク ブンガク ニ ミル イエ
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収録内容
- 初出: 朝日新聞関東地域版広告特集「リビング・ジャーナル」(1990年9月~)
- 「リビング・ジャーナル」に抜粋・加筆の上、単行本は1992年12月に朝日新聞社より刊行
- 朝日文庫版収録にあたり、さらに若干の加筆修正
- 愛と家族編: 246p
- 謎とロマン編: 253p
- 解説: 綱島理友(愛と家族編), 山崎浩一(謎とロマン編)
内容説明・目次
- 巻冊次
-
愛と家族編 ISBN 9784022612038
内容説明
『三四郎』(夏目漱石)の舞台となった家はどんな家だったのか。そして『青年』(森鴎外)の主人公が見つけた家は—建築好きの読書家と読書好きの建築家が、日本の名作・傑作を題材に空想の間取り図を読みとり描きおこして、読者を文学の舞台へといざなう、読んでも見ても楽しい名作文学ガイド。
目次
- 近代文学を生み出した「家」(出逢いと葛藤の家々—夏目漱石「三四郎」 広田先生の家;隅田川の叙情を残す家—永井荷風「すみだ川」 今戸・お豊の家 ほか)
- 女たちの「家」(女絵巻をつづる家—谷崎潤一郎「細雪」 蒔岡家・芦屋の分家;華やぎの裏側が見える家—幸田文「流れる」 芸者置屋「蔦の家」 ほか)
- さまざまな家族を包む「家」(創造と模倣を誇る病舎—北杜夫「楡家の人びと」 青山・楡病院;愛情と友情の同居する家—向田邦子「あ・うん」 水田仙吉の家 ほか)
- 巻冊次
-
謎とロマン編 ISBN 9784022612045
内容説明
「夢想大工」を自称する読書家と建築家が、日本と世界の傑作から、その舞台となった「家」や「店」などのイメージを読みとって、具体的に間取り図を描きおこしてみせる。空想の翼を広げる喜び、自分の想像していた空間と比べてみる面白さ…名作を二度楽しみたい人のための、楽しい文学ガイド。
目次
- 謎の「家」(謎を食べさせる店—宮沢賢治「注文の多い料理店」 山猫軒;二つの人格をつくる家—スティーヴンソン「ジーキル博とハイド氏」 ジーキル博士の実験室 ほか)
- 海外文学に見る世界の「家」(家族の絆で支える家—オールコット「若草物語」 マーチ家の家;白百合の淑徳香る家—バルザック「谷間の百合」 モルソフ夫人の城館 ほか)
- 名作文学を彩る「店」「集合住宅」など(友情と忍耐で築く経師屋—山本周五郎「さぶ」 さぶと栄二の店;宿命の煙に煤ける店—岡本かの子「家霊」 どじょう店「いのち」 ほか)
「BOOKデータベース」 より