刑法から日本をみる
著者
書誌事項
刑法から日本をみる
東京大学出版会, 1997.9
- タイトル別名
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Criminal law and Japanese society
- タイトル読み
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ケイホウ カラ ニホン オ ミル
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注記
欧文タイトルは標題紙裏
内容説明・目次
内容説明
HIV事件、臓器移植法、ロッキード最高裁判決、厚生省汚職事件、オウム事件と破防法、連続幼女殺人、援助交際…。日本の社会に新たな質的変化が生じている現在、犯罪および刑罰を規定する刑法自体もそのあり方があらためて問われている。「医療における信頼と過失」「議員・官僚の腐敗」「組織犯罪の多様化」などの諸問題を軸に、欧米から脱却した日本特有の刑法理論や、国民主権の実質化をめざす社会システムの姿を探る。刑法学界の第一人者による透徹した理論と、司法ジャーナリストの現実を見据える眼が交差する対談。
目次
- 1 刑事司法と市民
- 2 日本型の刑法理論
- 3 医療の過失
- 4 公務員の腐敗
- 5 組織の犯罪
- 6 憲法とマスコミ
「BOOKデータベース」 より