日米コメ交渉 : 市場開放の真相と再交渉への展望
著者
書誌事項
日米コメ交渉 : 市場開放の真相と再交渉への展望
(中公新書, 1377)
中央公論社, 1997.9
- タイトル別名
-
日米コメ交渉
- タイトル読み
-
ニチベイ コメコウショウ : シジョウ カイホウ ノ シンソウ ト サイコウショウ エノ テンボウ
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注記
参考文献と主な資料: p227-231
コメ交渉関連年表: p232-234
内容説明・目次
内容説明
一九九三年十二月にウルグアイ・ラウンド(多角的貿易交渉)がまとまったが、この交渉は、コメの市場開放という問題を抱えていたため、それまでのどの国際交渉よりも日本で注目を集めていた。部分開放という形で一応の結着をみたコメ交渉だが、そのプロセスは、当時もその後も殆ど明かされていない。アメリカは何を求め、日本はどう応じたのか。この経緯を、直接取材とアメリカ政府の内部文書から探り、再交渉への視座を提供する。
目次
- 1 日本を震撼させたスクープ
- 2 「ウルグアイ・ラウンドは成功させる」
- 3 コメ論議のスタート
- 4 動き始めたRMA
- 5 柔軟路線への転換
- 6 日米秘密交渉の真相
- 7 “祝杯”をあげた十月十一日
- 8 「マルチ化」で思惑渦巻く
- 9 米国の明確な国家意思
- 10 そして、コメ開放は決まった
- 11 次期交渉を待ち受ける大きな食い違い
「BOOKデータベース」 より