教育と自治の心性史 : 農村社会における教育・文化運動の研究

書誌事項

教育と自治の心性史 : 農村社会における教育・文化運動の研究

小林千枝子著

藤原書店, 1997.10

タイトル読み

キョウイク ト ジチ ノ シンセイシ : ノウソン シャカイ ニ オケル キョウイク ブンカ ウンドウ ノ ケンキュウ

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注記

本書は、1997年3月25日にお茶の水女子大学より博士(社会科学)の学位を授与された論文「教育的『自治』概念の成立と展開-農村社会における教育・文化運動を中心に-」に若干の修正を施したもの

1997年度文部省科学研究費補助金「研究成果公開促進費」の交付を受け刊行

年表: p535-541

『農村教育研究』総目次: p543-548

『蒼空』総目次: p549-550

人名・事項索引: p551-562

内容説明・目次

内容説明

社会史・心性史の手法により、手記・同人誌・文集など、戦前民衆文化の一次史料を読み解く労作。教育にとって自治とは何か。下中弥三郎、大西伍一、中西伊之助、犬田卯、尾高豊作、平野婦美子、寒川道夫らと、無名青年たちの活動を描く。

目次

  • 序 課題と方法
  • 第1部 教員組合啓明会の誕生と「教育自治」の提唱(官製「自治」概念の特質;啓明会の活動とその農村への着目 ほか)
  • 第2部 農民自治会(教員組合啓明会から農民自治会へ;農民自治会全国連合の教育実践と運動の広がり ほか)
  • 第3部 農村の「自治」から学校の「自治」へ(ファシズム教育体制下の官製「自治」概念の特質と農村教育研究会;郷土教育連盟から教育科学研究会へ ほか)
  • 結 総括と今後の研究課題

「BOOKデータベース」 より

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