古代ローマの調理ノート
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古代ローマの調理ノート
(地球人ライブラリー, 037)
小学館, 1997.11
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Apicius l'art culinaire
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コダイ ローマ ノ チョウリ ノート
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Note
解説: 塚田孝雄
古代ローマの食と時代(年表): p245-256
List of books: p271-281
Apicius l'art culinaire (1974刊) の抄訳
Description and Table of Contents
Description
そもそもローマ人は粗食で、ギリシャ人から「お粥すすり」と蔑まされていた。しかし国力増大にともなって、ガストロノミー(美食主義)が花開く。その最たる美食家が、紀元14年2代目皇帝ティベリウスの治世に生きた大貴族アピキウスだった。彼は、あらゆる食材でさまざまなレシピを残していった。雌豚の外陰は、ふすまのなかでころがし塩水に漬けてから調理する。オオヤマネは詰め物をしてローストに。フラミンゴは皮をはいで洗い、形をととのえて…。そのほか、揚げ菓子やフレンチトーストのようなデザート、多くのソース、そして謎の調味料ガルムや幻の植物シルフィウム。美味、珍味を追究したアピキウスの料理書から、古代ローマ人の逸楽の跡を辿る。
Table of Contents
- 第1章 こまめな料理人
- 第2章 肉・魚・野菜などを細かく挽いた料理
- 第3章 園丁の収穫物
- 第4章 いろいろな材料を使った料理
- 第5章 豆類
- 第6章 鳥料理
- 第7章 贅沢な料理
- 第8章 四肢動物
- 第9章 海の幸
- 第10章 漁師の獲物
- 年表・古代ローマの食と時代
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