女のいない死の楽園 : 供犠の身体・三島由紀夫
著者
書誌事項
女のいない死の楽園 : 供犠の身体・三島由紀夫
パンドラ , 現代書館(発売), 1997.10
- タイトル別名
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女のいない死の楽園 : 供犠の身体・三島由紀夫
- タイトル読み
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オンナ ノ イナイ シ ノ ラクエン : キョウギ ノ シンタイ ミシマ ユキオ
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注記
参考文献: p145
付: 初出一覧
内容説明・目次
内容説明
「女」と仇名されていた「神のやうな美しい子」。昭和父権社会での「雄々しい男」へのジェンダー化を自らの身体上で実験してみせた作家—1970年11月25日、フェミニズム運動、ゲイ権利運動の夜明けに「それでも男か、武士か」と絶叫し続けながら自刃—不可視の三島文学を追求する著者渾身の書。
目次
- 第1章 『仮面の告白』からの死出の旅(「祖母の病的な絶望的な執拗な愛情」のもとで;「女」の「私」 ほか)
- 第2章 女のいない死の楽園—供犠の身体・三島由紀夫(「私」という欠如;死と憎悪と報復を学んだ密室 ほか)
- 第3章 昭和に生き、昭和に死ななければならなかった作家(戦争・官能の共鳴;“OTOKO” ほか)
- 第4章 欲望のジェンダー化と死(正統な欲望と性的倒錯;不可視のものの場 ほか)
「BOOKデータベース」 より