自分をつくるための読書術
著者
書誌事項
自分をつくるための読書術
(ちくま新書, 134)
筑摩書房, 1997.11
- タイトル読み
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ジブン オ ツクル タメ ノ ドクショジュツ
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内容説明・目次
内容説明
生まれついての一部の幸福者をべつとして、ほとんどの人にとって「自分」とは理不尽で納得のいかない存在である。が、嘆いてもしかたがない。むしろ「自分」を発見したときから、「自分」をつくりあげていく長い道程がはじまる。それはたとえば、「弱さ」を否定して「強さ」につくりかえようとするのではなく、「弱さ」の意味を問い、それをハガネのような「弱さ」にさらにつくりあげること。読書という、とびっきり地味で静的な方法によって「自分」をつくるという意味はまさにここにある。自分を揺さぶり、鍛えていくための実践的読書術。
目次
- はじめに 「自分」をつくるとはどういうことか
- 第1章 「世間」を生きぬくための読書—あらゆる形式を疑え
- 第2章 「弱さ」を鍛えるための読書—一冊の本は決定的に発火する
- 第3章 「論理」の力をつけるための読書—読むなら考えよ考えぬのなら読むな
- 第4章 「理不尽」を生きるための読書—すべての本を軽蔑せよ
- 第5章 「覚悟」を決めるための読書—わたしがルールブックである
- 第6章 「自分」をゆさぶるための読書—自分に関係のない本などない
- おわりに 「自分」をつくらないことの責任
「BOOKデータベース」 より