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食客風雲録

草森紳一著

青土社, 1997.11

  • 日本篇
  • 中国篇

タイトル読み

ショッカク フウウンロク

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内容説明・目次

巻冊次

日本篇 ISBN 9784791755899

内容説明

大隈重信の屋敷に集って明治政府を陰で操った居候たち。芸者の金で南洋の島に渡り「占領」してしまった?後藤象二郎のドラ息子…。他人の家で食わせてもらいながら「主人を食う」気概に満ちた食客の面々。「維新」直後の激動期、主人と客の虚々実々、波瀾万丈を通して歴史と人間の真髄にふれる。

目次

  • 汝、何の面目ありて余に見ゆるか
  • 大隈重信の築地梁山泊(危い巣窟;我々は無論20歳代;俺たちは神様だ ほか)
  • 後藤象二郎の息子猛太郎をめぐって(蕩児の悟り;諸君、心配したまうな;髑髏を深草の裏に蹴込みつつ ほか)
  • 中江兆民と幸徳秋水(明けても暮れても豆腐のからに野菜の漬物)
巻冊次

中国篇 ISBN 9784791755905

内容説明

他人の家で食わせてもらう食客。主人は客の才能を見越して恩を売り、客は功なり名を遂げて恩を返す。この主客の腹の探りあいこそが、政治を、文化を、歴史をつくってきた。諸国を居候遍歴した『三国志』の英雄・劉備。食客を3000人も抱えていた諸候…。「食客道」の源流に迫る草森史学の真骨頂。

目次

  • 扁鵲、非常の人と知る
  • 放浪の賓客・劉備玄徳(この児、非常の人なり;主客転倒;籠の鳥、網の魚;徽の猷)
  • 平原君と信陵君(俺を笑った女の首をよこせ!;嚢中の錐;なんぞ泣く? ほか)
  • 斉の田横の賓客たち(皆、自殺す)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA33562291
  • ISBN
    • 4791755898
    • 4791755901
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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