カイゼル髭の恋文 : 岡野敬次郎と森鷗外

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カイゼル髭の恋文 : 岡野敬次郎と森鷗外

吉野俊彦著

清流出版, 1997.11

タイトル読み

カイゼルヒゲ ノ コイブミ : オカノ ケイジロウ ト モリ オウガイ

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内容説明・目次

内容説明

『独逸日記』などの記述から、当時の留学生たちの活き活きとした姿が浮かび上がる。ドイツではすれ違った鴎外と敬次郎だが、後年、運命の導きで相対することになる。十六歳の許嫁を残してドイツに留学した敬次郎は、二十二通もの“恋文”を送り続けた。

目次

  • 第1部 今、蘇る百年前のベルリン書簡(亡母の遺品の中から発見;発信者—若き海外留学生、岡野敬次郎;受信者—フィアンセ、小室サヱ子)
  • 第2部 「おさゑどの—岡野敬次郎」(フィアンセ宛ベルリン書簡の解説)—森鴎外の『独逸日記』などとの比較(涙をふるって、ドイツに留学;国家建設のため、親孝行のため;ベルリン市フィリップ街23番地 ほか)
  • 第3部 岡野敬次郎と森鴎外(その運命的な出会い;「皇太后」か「皇后」か—『鴎外書簡』より;「皇太后」か「皇后」か—『岡野敬次郎伝』より ほか)

「BOOKデータベース」 より

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