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バフチンを読む

阿部軍治編著

(NHKブックス, 818)

日本放送出版協会, 1997.12

タイトル読み

バフチン オ ヨム

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注記

参考文献: p291-297

執筆: 川那部保明, 武井隆道, 金森修, 原口庄輔, 大熊昭信, 青柳悦子

内容説明・目次

内容説明

20世紀ロシア激動の時代に不遇の生涯を送ったバフチン。ドストエフスキー論やラブレー論における「ポリフォニー論」「ダイアローグ論」「カーニバル論」など、きわめて独創的で特異な思想と理論が世界の文学、思想に与えた影響は計り知れない。言語主義者バフチンは、人間の存在自体が他者との対話関係をもつという。その意味するところは何か。文学、思想、言語学の7人の俊英が総力をあげて、バフチンの世界を捉え直し、クリステヴァをはじめ欧米や日本での受容状況を跡づけて、今日の知的閉塞状況を拓く可能性を探る。

目次

  • 序 なぜミハイル・バフチンなのか
  • 1 バフチンのポリフォニー小説論
  • 2 カーニバル的言語と小説—ラブレー、ルソー、ドストエフスキー
  • 3 教養小説のクロノトポス—ゲーテをめぐるバフチンの時空論
  • 4 バフチンとフロイト
  • 5 バフチンの言語観
  • 6 バフチンはいかに受け入れられたか—英米仏日の「カーニバル論」の展開を中心に
  • 7 ディスクールの思想家バフチンによる他者論
  • 8 ミハイル・バフチンの生涯と創作

「BOOKデータベース」 より

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