「色」と「愛」の比較文化史
著者
書誌事項
「色」と「愛」の比較文化史
岩波書店, 1998.1
- タイトル別名
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色と愛の比較文化史
- タイトル読み
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「イロ」ト「アイ」ノ ヒカク ブンカシ
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注記
著者の博士学位請求論文(東京大学大学院総合文化研究科, 1991.12提出)「近代化の中の男と女 : 「色」と「愛」の比較文化史」に基づく
文献: p379-386
内容説明・目次
内容説明
本書は、近世の男女の性的な関係を徴す「色」の意識を引きずったまま、近代に立ち至った文学者たちの「愛」の理念との衝突、そして葛藤が引き起こす心性の局面を鋭く論じたものである。
目次
- 「色」から「ラブ」へ—坪内逍遥
- 「好色」から夫婦愛へ—尾崎紅葉
- 「色」と「愛」の間で—二葉亭四迷
- 「恋愛」へのあこがれ—森鴎外
- 「ラブ」の挫折—二つの女学生小説
- 芸娼妓の復権—泉鏡花
- 愛でも救えぬ孤独—夏目漱石
- 「愛」への懐疑—女性作家たち
- 神話の崩壊—森田草平
「BOOKデータベース」 より