複雑系とオートポイエシスにみる文学構想力 : 一般様式理論

書誌事項

複雑系とオートポイエシスにみる文学構想力 : 一般様式理論

梶野啓著

海鳴社, 1997.12

タイトル読み

フクザツケイ ト オートポイエシス ニ ミル ブンガク コウソウリョク : イッパン ヨウシキ リロン

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内容説明・目次

内容説明

宇宙の森羅万象は、細胞であると結晶であるとを問わず、システムが創出した(しつつある)ものである。しかし現代システム論は、システムの振舞いを決定するコード化のモード(様式)の一般法則をまだ解明していない。だが本書では、発達心理学(エリクスン)、文明史学(トインビィ)、運命心理学(ソンディ)、神話学(キャンベル)の8モード展開こそが、「文学の発想システム」の8基本モードと同様に、「システム一般のコード化のモード」であることを証明する。さらに、「メンデレエフの周期表」と「様式周期表」の対比から、宇宙の対称性と統合性が、文字どおり宇宙の隅ずみにまで及んでいることを示す。

目次

  • 第1章 複雑系科学
  • 第2章 第3世代システム(オートポイエシス)論と道元(日本中世)の宇宙論
  • 第3章 一般様式理論
  • 終章 「プランク・ブレイク・道元」のモデル—日本中世から見た21世紀予測

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA34592924
  • ISBN
    • 4875251831
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vii, 160p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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