形象と時間 : 美的時間論序説
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形象と時間 : 美的時間論序説
(講談社学術文庫, [1318])
講談社, 1998.2
- タイトル読み
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ケイショウ ト ジカン : ビテキ ジカンロン ジョセツ
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注記
文献一覧: p292〜303
付: 解説
内容説明・目次
内容説明
感性や美の世界における「時間」の役割とは何か?本書は、いわゆる空間芸術たる造形芸術を議論の中心的トポスとした。第一部は、形象を支える物質性に及ぼされる時間の作用として、負の時間、骨董、廃墟等をとりあげ、第二部は、形象があらわす時間の諸相として、記号の時間、馬のエクリチュール等について考察する。形象の「崩壊」と「変容」を中心に、美的時間についての新たな視点を探る好著。
目次
- 序論 表象としての時間
- 1 負の時間
- 2 骨董
- 3 崩壊像
- 4 廃墟
- 5 崩壊の詩学—ポオ試論
- 6 砂の城—「遊び」論の余白に
- 7 記号の時間
- 8 像の差異—影像・写真・絵画
- 9 馬のエクリチュール
- 10 瞬間の変容
- 11 物語的時間の危機
- 結び 時間都市
「BOOKデータベース」 より