だれかがドアをノックする
著者
書誌事項
だれかがドアをノックする
(BFC)
徳間書店, 1998.2
- タイトル別名
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Someone came knocking
- タイトル読み
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ダレカ ガ ドア ヲ ノック スル
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内容説明・目次
内容説明
トッドは毎日、父親のモートに盗みをさせられ、飢えて、汚れて、怯えていた。それに、自分が誰なのか、なぜここにいるのか思い出せず、昔のことがすべて霧の中のことのように思えた。秋のある日、トッドは昔から持っていた布を使って、人形を作った。するとその人形が口をききはじめ、「丘を越えてはるかかなたへ、緑色のドアの家へ行きなさい」といった。モートの家を逃げ出したトッドと人形のミムは、冬の荒れ野や丘を越え、さまざまな人と出会いながら旅をしていくが…?そして、ついにたどりついた緑色のドアの家に、住んでいたのは…?記憶を失った11歳の少年の不思議な旅を、イギリスに伝わる童謡や伝承、ウォルター・デ・ラ・メアの詩などを織り込みながら、詩情豊かに描く、イギリスで話題の児童文学。小学校中・高学年〜。
「BOOKデータベース」 より