悪魔は二度笑う : 1944-1945
著者
書誌事項
悪魔は二度笑う : 1944-1945
(青い自転車 / レジーヌ・デフォルジュ著 ; 青木真紀子訳, 3)
集英社, 1998.1
- タイトル別名
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La bicyclette bleue
Le diable en rit encore
- タイトル読み
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アクマ ワ ニド ワラウ : 1944-1945
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注記
年表[レア・デルマスの生涯とその時代]: 巻末
内容説明・目次
内容説明
一九四四年。寒い冬が終わり、春を迎えてもモンチヤックは、暗く閉ざされていた。ゲシュタポより残忍なフランス民兵団がレアの周囲で暗躍。憎めない友ラファエル・マル、主治医ブランシャール医師に続き、元料理番の老女シドニーが襲われ、レアに「お逃げ…」という言葉を遺して死ぬ。いよいよレアの身に危険が迫り、シャルル坊やを連れたカミーユと共に転々と逃亡。カミーユは民兵団のフィオーらに捕まる。何とか救出され、連合軍のノルマンディー上陸が決定、レジスタンスの決起も目前の中、再びドイツ兵と民兵団がカミーユ母子を襲う。二人は激しい銃弾を浴び…。一方殺し合いで神に絶望したアドリヤン神父は、これ以上無益な拷問や殺人をやめさせるため、フィオーを殺す決意を固める…。そして八月、パリは解放されるが、あまりに多くの死を目撃したレアは赤十字に入る…。
「BOOKデータベース」 より