電子の巨人たち

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電子の巨人たち

Michael Riordan, Lillian Hoddeson著 ; 鶴岡雄二, ディーン・マツシゲ訳

ソフトバンク, 1998.3

タイトル別名

Crystal fire

タイトル読み

デンシ ノ キョジン タチ

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内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784797305333

内容説明

トランジスターの発明によって、今日の半導体/コンピュータ・テクノロジーへの突破口を開いた科学者たち。ウィリアム・ショックリー、ジョン・バーディーン、ウォルター・ブラタンの3人は、この功績によりノーベル賞を受賞するが、当時はショックリーを除いて、その意味を深く理解するものはいなかった。彼は、ディジタル・コンピューターがまだ生まれてまもないときから、トランジスターがコンピューターの「理想的な神経細胞」になると考えており、その商業的価値を予見していたのである。

目次

  • 第1章 ある時代の夜明け
  • 第2章 20世紀とともに生まれて
  • 第3章 内なる革命
  • 第4章 産業指向の科学
  • 第5章 土の物理学
  • 第6章 四つ目のカラム
  • 第7章 突破口
巻冊次

下 ISBN 9784797305340

内容説明

トランジスター発明当時、世界最高の研究機関であったベル研究所には、数多くの天才科学者が籍を置き、いくつかの運命的な邂逅がもたらされた。やがて、ベル研究所を去ったショックリーは、自ら半導体会社を設立し、シリコン・ヴァリーの誕生に一役買うが、ついに渇望してやまない富を手に入れることはなかった。一方、バーディーンとブラタンは基礎研究を続けることを望み、研究を中心とした生涯をまっとうするが、特にバーディーンは、後に20世紀物理学の金字塔となる論文「超伝導理論」を発表し、2度目のノーベル賞を受賞することになる。

目次

  • 第8章 少数派の見地
  • 第9章 発明の娘
  • 第10章 燎原の火
  • 第11章 カリフォルニアの夢
  • 第12章 集積

「BOOKデータベース」 より

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