晩年の父犀星
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晩年の父犀星
(講談社文芸文庫)
講談社, 1998.3
- タイトル読み
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バンネン ノ チチ サイセイ
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注記
年譜--室生朝子: p283-288
著書目録--室生朝子: p289-290
内容説明・目次
内容説明
昭和三十六年夏、軽井沢滞在中の犀星は、軽い胸痛を覚え帰京後入院。翌年春、詩「老いたるえびのうた」を遺して肺癌で逝去。本書は、病臥の父の姿を克明に綴り、最期まで作家の想いを共に生きた娘の鎮魂の書。犀星が晩年に身近に隠し置いた女性二人の存在を明かし、微妙に揺れる娘としての心情を書く「三人の女ひと」併録。
目次
- 晩年の父犀星
- 三人の女ひと(「杏つ子」;若き秘書;世を去る;女ひと;「指輪」;「旗」;「一葉の写真」;終章)
「BOOKデータベース」 より