中世 ; 剣
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中世 ; 剣
(講談社文芸文庫)
講談社, 1998.3
- タイトル読み
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チュウセイ ; ケン
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注記
年譜: p272-283
著者目録: p284-293
内容説明・目次
内容説明
著者が出征に際し、遺書代りに書いたという「中世」は、二十五歳にして夭折した足利義尚を悼んでの父義政の嘆きとこの世ならぬ魂の招来を美文で綴る三島文学の美への基調を窺わせる。また、「剣」は剣道部員を主人公に、思想を鍛える如くに修練に励み、そして部員の裏切りにも自死を以て諫める知行合一的世界を展開、後年の死をも含めた作品群を暗示する。他に四篇収録。
「BOOKデータベース」 より