女
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女
(文春文庫)
文芸春秋, 1997.11
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オンナ
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内容説明・目次
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上 ISBN 9784167120214
内容説明
男の戦は弓矢で争うが、女の戦は才覚一つで、夜毎、じわじわ駒を進める—。浅井長政、柴田勝家、二人の夫を奪われ、落城の炎の中に自害を遂げたお市。そして母の怨念を胸に、秀吉に対する「血の復讐」を着々と果たす淀。母娘二代にわたる凄絶な女の戦の行方、果してその真の勝者は?病魔と闘いながら描いた、著者最後の歴史小説。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784167120221
内容説明
「げに女とは怖しきものよ」—。徳川にお市の血が流れ込んだ。その将軍の胤をめぐって、今度は大奥の女たちが熾裂な戦を始める。怨念が怨念を呼び、政治を翻弄する。春日局、桂昌院、月光院、お知保、おぎん、加代…、歴史に浮き沈みする女たちの謀略奸計の渦の果てに、私たちの目に映ずるものは何か。
「BOOKデータベース」 より