わがふところにさくら来てちる : 山川登美子と「明星」

Bibliographic Information

わがふところにさくら来てちる : 山川登美子と「明星」

今野寿美著

(五柳叢書, 58)

五柳書院, 1998.3

Other Title

わがふところにさくら来てちる : 山川登美子と明星

Title Transcription

ワガ フトコロ ニ サクラ キテ チル : ヤマカワ トミコ ト ミョウジョウ

Note

参考文献・資料一覧: p292-294

Description and Table of Contents

Description

時代を超えて、清楚に佇み、息づく登美子の歌。ついこぼれてしまいそうな感情のしずくを丁寧に掬いとった白眉の論考。

Table of Contents

  • 1 君をこそ思へ—山川登美子を読むときに
  • 2 花野の夢の—近代女流短歌の方向
  • 3 歌乞ひまつる—「明星」と「聖書」
  • 4 あたらしくひらきましたる歌の道—和歌革新の流れのなかで
  • 5 それとなく紅き花みな友にゆづり—鉄幹と登美子と晶子
  • 6 それは夢かあらずまぼろし—山川登美子の「歌と人生」
  • 7 雪の兎に目をたまへ君—歌の主題としての「恋」のゆくえ
  • 8 鳩よいづこへ秋の日いぬる—星菫調とは何か
  • 9 この地この空恋は残るに—失われた時間への哀惜
  • 10 翅に似たる袖振りにけり—「明星」的浪漫と現実のはざま
  • 11 わがふところにさくら来てちる—晩年の歌の充実

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Details
  • NCID
    BA35812152
  • ISBN
    • 4906010806
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    294, 3, 5p
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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