ベックリーン《死の島》 : 自己の英雄視と西洋文化の最後の調べ

書誌事項

ベックリーン《死の島》 : 自己の英雄視と西洋文化の最後の調べ

フランツ・ツェルガー著 ; 高阪一治訳

(作品とコンテクスト)

三元社, 1998.5

タイトル別名

Arnold Böcklin : Die Toteninsel : Selbstheroisierung und Abgesang der abendländischen Kultur

タイトル読み

ベックリーン シ ノ シマ : ジコ ノ エイユウシ ト セイヨウ ブンカ ノ サイゴ ノ シラベ

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注記

ベックリーン年譜: p115-116

参考文献: p120-121

付: 折り込図1枚

内容説明・目次

内容説明

強力な印象で眼前に立ちはだかる『死の島』の威容。19世紀末、アルノルト・ベックリーンは都市文明への不信感から、最後の逃走の地—自らの埋葬地として、古代的神秘をたたえたこの孤島を描いた。高貴な孤独へといざなうこの図像のイメージ喚起力は、各時代の気分を反映しながら絵画にとどまらない影響と変奏を現在も生み続けている。

目次

  • 第1章 風景の記念碑
  • 第2章 数点の『死の島』
  • 第3章 範となる作例
  • 第4章 無常という主題と文明に対するペシミズム
  • 第5章 戦争とペスト、すなわち生あるものすべての壊滅
  • 第6章 『死の島』と『生の島』、ひとつの比較
  • 第7章 英雄の墓
  • 第8章 荘重な最後の調べ
  • 第9章 社会・政治的背景
  • 第10章 受容

「BOOKデータベース」 より

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