悲の現象論序説 : 日本哲学の六テーゼより
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悲の現象論序説 : 日本哲学の六テーゼより
創文社, 1998.4
- タイトル読み
-
ヒ ノ ゲンショウロン ジョセツ : ニホン テツガク ノ ロクテーゼ ヨリ
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内容説明・目次
内容説明
日本哲学の最前線。西田幾多郎に始まる日本哲学を、現代哲学のコンテクストのもとで六つのテーゼに集約し、新たな第七の「悲のテーゼ」を導き出す。
目次
- 緒論 「悲の現象論」の構想
- 1 「局処世界」テーゼ—西田哲学あるいは「場所」と論理
- 2 「ノエシス的超越」テーゼ—続・西田哲学あるいは「行為的直観」と現象学
- 3 「種のアフォーダンス」テーゼ—田辺哲学あるいは「種の論理」と行為
- 4 「語黙通底」テーゼ—久松真一の禅思想あるいは「覚の哲学」と言語
- 5 「自他の回互」テーゼ—西谷哲学あるいは「空の立場」と他者
- 6 「超近代」テーゼ—京都学派の思想あるいは「世界史の哲学」と物語行為
- 7 「悲」のテーゼ
- 付論 「悲」と「哄笑」—『ツァラトストラはかく語った』と禅
「BOOKデータベース」 より