ミラン・クンデラの思想
著者
書誌事項
ミラン・クンデラの思想
(平凡社選書, 179)
平凡社, 1998.6
- タイトル別名
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ミランクンデラの思想
- タイトル読み
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ミラン クンデラ ノ シソウ
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内容説明・目次
内容説明
本書は、クンデラの、短編群、『冗談』から最新作『ほんとうの私』にいたる長編、そして2冊の評論やインタビューを縦横・自在に横断し、「笑い」「性」「反抒情」「歴史」「越境」「キッチュ」「個人主義」といったクンデラ独特のテーマを鮮やかに読解していく。この思想的対話ともいうべき作業によって、現代人の行方を問うクンデラ文学の核心に迫った、著者会心の書き下ろし批評。
目次
- 第1章 笑いの現象学
- 第2章 性の心理学
- 第3章 ホモ・センティメンタリスとホモ・ポエティクス
- 第4章 歴史と(未)経験
- 第5章 境界の思考 越境の美学
- 第6章 キッチュと個人主義の行方
「BOOKデータベース」 より