ヨーロッパ中世の自然観
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ヨーロッパ中世の自然観
創文社, 1998.6
- タイトル読み
-
ヨーロッパ チュウセイ ノ シゼンカン
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内容説明・目次
内容説明
本書は近代の自然観をその出発点において明らかにするため、ヨーロッパ中世の哲学における自然概念を、形而上学、倫理学、自然哲学の視点から根本的に考察する。
目次
- アリストテレスにおける自然の目的論的構造
- 中世の倫理学における『自然』—Lex naturae
- シャルトルのティエリにおける一性の算術と形而上学—一二世紀における自然哲学と神学について
- 中世形而上学における自然の概念について
- 自然法—倫理学的問題のトマス的解決の永続的意義
- トマス・アクィナスにおける自然理解の一側面—原罪論をめぐって
- 学の対象としての自然—自然科学に対する中世の寄与
- スコトゥスの『第一原理論』における目的の因果性と説明
「BOOKデータベース」 より