歌人の山
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書誌事項
歌人の山
作品社, 1998.4
- タイトル読み
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ウタビト ノ ヤマ
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注記
文献: p230-232
内容説明・目次
内容説明
歌詠みの山への「祈り」に思いを馳せる—秀歌かなでる折々の山。日常の猥雑をひととき逃れ、現代の山上界に心を洗う幸いを噛みしめさせる、歌のあるエッセイ。
目次
- 序章 歌人の山
- 八甲田山—崖の上に群り馬のいくつゐて吹く潮風に向ひ尾を振る・都筑省吾
- 鳥海山—全けき鳥海山はかくのごとくからくれなゐの夕ばえのなか・斎藤茂吉
- 月山・羽黒山—羽黒山ほの三日月もゆつさりと芒にかくれゆく秋は来ぬ・馬場あき子
- 早池峰山—村びとのまつりは終り春ふけし早池峰やまに夕雲かかる・服部直人
- 安達太良山—いささかの鎖にすがり岩づたふ安達太良山の乳首のあたま・中西悟堂
「BOOKデータベース」 より