最澄
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書誌事項
最澄
新潮社, 1998.8
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- タイトル読み
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サイチョウ
大学図書館所蔵 件 / 全62件
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1913.6W//Ku67//12100175858,
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内容説明・目次
- 巻冊次
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1 ISBN 9784103271079
内容説明
あれが三十年前の聖武帝の世の大事業、大仏開眼供養の行われた東大寺だ…聖徳太子の理想と鑑真和上の教えを敬仰しつつ仏教者を志した若き最澄(広野)の眼に、大仏殿の偉容が、都の甍が見えた。師・行表に導かれて得度し、山の聖や民に守られながら修業を続け、やがて、南都の大寺、大安寺の僧として受戒の日も近い新たな決意の中で、最澄はすでに着手されている遷都計画と政争に揺れる桓武朝廷内の空気を感知しつつ、師や先達僧、陰陽師の友・犬目、政事の黒幕・克麻呂、新羅商人の娘・張詠麗らの話から、まだ見ぬ中国、印度、新羅の仏教聖地への巡礼を、日本の仏教の行方を思った…。爛熟した奈良仏教の渦の中日本の神々と出会い新しい日本仏教の扉を開く。伝教大師の生涯と思想。
- 巻冊次
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2 ISBN 9784103271086
内容説明
自ら得度した故郷の近江国分寺が焼失、広野(最澄)は栄達を捨て比叡のお山に籠り、読経と瞑想と熾烈な修業を重ねる。“沙門最澄”の名、いよいよ高まる時に、都は平城京から長岡京へ、さらに、桓武帝は平安京の造営に臨む。最澄は天台法華の講筵を高雄山寺に開き、宮廷の心を惹きつける。しかし…存在が大きくなればなるほど危険は迫る。いったい何者が最澄の命を狙うのか?そして、入唐求法という大きな歴史の波濤が、彼の心を、また、長年の友でありライバルとなる空海の心を、まだ見ぬ曼荼羅的宇宙へと誘った。同じ遣唐使船団に加わり、別々に、二人は辛苦の旅程を辿り、大望を遂げて夫々奇蹟的に帰国するが…。
- 巻冊次
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3 ISBN 9784103271093
内容説明
入唐求法を果した最澄の天台宗は南都仏教の圧力に屈せず、朝廷から公認され、後世の日本仏教の源流として、広く都の人々の心をとらえ発展していく。桓武帝の崩後、朝廷の勢力は二分、策謀が渦巻く。しかし、最澄はひたすら天台法華の正統を貫き、永劫の法灯を守るため、経典の書写・蒐集、大乗戒の確立、得度僧の資格認定にも心をくだき、密教経典の写経では、度々空海に懇請する。ともに国家鎮護の祈願を掲げ、朝廷から篤く信仰されながら、天台法華と真言密教は両立し得るのか?友誼か訣別か?数多の書簡や膨大な文献を読み解きながら、二大宗教的巨星の心理的葛藤を詳細に検証して描く記念碑的伝記大作の静かなる終章。
「BOOKデータベース」 より