カストリ雑誌研究 : シンボルにみる風俗史
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カストリ雑誌研究 : シンボルにみる風俗史
(中公文庫, や-40-1)
中央公論社, 1998.8
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カストリ ザッシ ケンキュウ : シンボル ニ ミル フウゾクシ
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カストリ雑誌・風俗史年表: p381-[494]
Description and Table of Contents
Description
焼跡、闇市などと並び、戦後の混乱期の象徴的存在だったカストリ雑誌を、膨大な資料をもとに検証すると共に、誌上に頻出する「接吻」「ストリップ」「ズロース」「猟奇」などの言葉をキーワードとして、当時の人々の風俗・思想を読み解く。巻末にカストリ雑誌・風俗史年表を付す。
Table of Contents
- 第一部(なぜカストリ雑誌をとりあげるか;接吻—接吻と日本の「民主化」;ストリップ—ヌードからストリップへ;ズロース—エロチシズムの象徴;猟奇—その栄光と残光;有閑マダム—モダニズムへの憧憬;自慰—タブーとしてのオナニー;没落—中産階級の女の哀しさ;パンパン—それ自身が風俗として;未亡人—性的人間の象徴;貞操—姦通罪の廃止をめぐって;姉弟の愛—近親相姦をめぐって;エロ—その大義名分主義;阿部定—性を極限まで押しすすめ;復員兵—戦争の傷痕をせおって)
- 第二部(戦後文学におけるカストリ雑誌;カストリ雑誌におけるカストリ雑誌論;カストリ雑誌の表紙)
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