誘惑者の日記
著者
書誌事項
誘惑者の日記
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 1998.9
- タイトル別名
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Forfφrerens dagbog
- タイトル読み
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ユウワクシャ ノ ニッキ
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注記
底本は「キルケゴール全集」第2巻(筑摩書房, 1966年10月刊)
内容説明・目次
内容説明
1841年8月11日、キルケゴールは最愛の婚約者レギーネとの婚約解消を表明し、二カ月後の10月11日、それを実行する。愛するがゆえの婚約破棄という不可解な行動の14日後、キルケゴールは『あれか—これか』完成のためにベルリンへと旅立った—。無邪気な少女を誘惑し、結婚を約束し、そのあと別れの言葉も告げずに棄ててしまう過程を、著者自身の体験をもとに日記体で綴る。美的に生きるか、それとも倫理的・宗教的に生きるかの選択を追求する大作。デンマーク語原典から訳出し、詳細をきわめる訳注を付した。
「BOOKデータベース」 より