財政学入門
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財政学入門
同文舘出版, 1998.9
改訂版
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ザイセイガク ニュウモン
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Description and Table of Contents
Description
国家の経済機能の多角化と財政問題の重要性の増大とともに、今日多くの財政理論があらわれており、「財政の時代」の到来が指摘されると同時に、財政学は日進月歩の勢いで発展しつつある。本書は著者の従来の研究成果を取り入れるとともに、地方財政論を加えた財政学のテキストを提供することを意図するものである。すなわち財政学の基礎概念と基礎理論を概説し、財政の実際をとくに日本の場合についてみると同時に、地方財政の基本事情を織り込んでみようとしたものである。
Table of Contents
- 第1部 財政と財政学(財政と財政民主主義;近代財政の展開;現代の財政と財政思想;財政学の方法)
- 第2部 予算(予算と予算原則;日本の予算・決算制度;特別会計・政府関係機関;財政計画と予算;PPBS;フィスカル・ポリシイと予算;日本のフィスカル・ポリシイ)
- 第3部 経費—政府支出(経費の意義と経費膨脹法則;公共支出の基礎理論;費用便益分析;日本の経費構造)
- 第4部 租税(租税論の基礎;個人と家計の税金;会社と企業の税金;一般消費税と個別消費税;受益者負担)
- 第5部 財政と金融(財政金融論の課題;財政投融資と政策金融;公債と公債管理政策;インフレーションと財政・金融)
- 第6部 地方財政1(中央集権化と分権化;地方自治の財政理論;地方財政調整制度;国庫補助金)
- 第7部 地方財政2(地方税と税外負担;地方債;地方公営企業;都市財政)
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