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唐の行政機構と官僚

礪波護著

(中公文庫, [と-7-2])

中央公論社, 1998.8

タイトル読み

トウ ノ ギョウセイ キコウ ト カンリョウ

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注記

折り込表1枚: 唐代百官表

参考文献: p233-234

人名索引: p237-239

事項索引: p240-250

内容説明・目次

内容説明

二十一世紀へ向けて改革が進められている、わが国中央省庁の源、唐の三省六部。その機構の全体像を示し、若き日のキャリア官僚が就いた県尉こそ、税務署長と警察署長に外ならぬ、と説く。官僚に対する辞令書「制誥」と官庁の壁に書かれた「壁記」をもとに、唐代における行政機構と官僚社会について考察論証した比類なき名著。

目次

  • 律令体制とその崩壊(律令制のたてまえと現実;律令官制と令外の官 ほか)
  • 貴族の時代から士大夫の時代へ—宋代士大夫の成立(貴族と士大夫;隋における科挙の成立;唐代の科挙と貴族 ほか)
  • 唐代の県尉(庁壁記からみた唐代の県尉;唐代県尉の分掌 ほか)
  • 唐代の制誥(中書制誥と翰林制詔;制誥作成の手順 ほか)
  • 唐の三省六部(中書舎人と給事中;尚書省六部の諸官)
  • 唐の官制と官職(科挙;『大唐六典』の官制;令外の官—とくに地方の使院)

「BOOKデータベース」 より

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