カリスマの宴
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カリスマの宴
(中公文庫, も-12-11,
中央公論社, 1998.9
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カリスマ ノ ウタゲ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上巻 ISBN 9784122032323
内容説明
管理社会の底辺に生きるサラリーマン木崎は、三倍の給料を保証され転職に応じた。しかし、移った先で待っていたのは、企業や政治家の醜悪な部分の末端で使い走りをする役だった。料亭の通用口に出向いたある日、木崎は憧れの女・真樹の姿を目にする。彼女は企業の秘密の“接待社員”なのか…。やがて国防庁幹部の急死事件が起こり、政財界のトップをも巻き込んだ黒い闇が木崎の周囲に迫りくる。
- 巻冊次
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下巻 ISBN 9784122032330
内容説明
日本の黒幕といわれる海部の暗躍、そして外国の兵器産業の対日工作資金問題もからんで、事件は一大疑惑の様相を呈した。東京地検、国税局、警視庁が海部宅の捜査を行い、スキャンダルが世を驚倒させる。不必要な人間は圧殺していく権力のエゴ。「視空間失認症」の謎とは?木崎の行手にあるものは?膨大な資料を駆使して、権力の欺瞞と腐敗を描きつくした森村ミステリーの巨篇。
「BOOKデータベース」 より