水産資源・漁業の管理技術
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水産資源・漁業の管理技術
(水産学シリーズ / 日本水産学会監修, 118)
恒星社厚生閣, 1998.10
- タイトル別名
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Aiming at the establishment of fisheries management technology
- タイトル読み
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スイサン シゲン ギョギョウ ノ カンリ ギジュツ
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文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
資源・漁業の管理技術の発展過程は、実際の漁業で起こる問題を解決するために管理手法を策定・実施すると新しい問題が現れる、ということの繰り返しであった。わが国では、関係漁業者が自主的に管理手法を策定・実施するという、「資源管理型漁業」が各地で取組まれ、遊漁問題が顕在化してきた。また、国連海洋法が発効し、TAC制が導入されて、同時に、公海資源の管理が国際問題になっている。1998年4月5日に東京水産大学で開催されたシンポジウム「資源・漁業の管理技術の現状と課題」での目的は、資源・漁業の管理技術について欧米とわが国の間で漁業実態に即して比較・検討し、管理技術の発展方向を模索し、その結果と資源管理型漁業の先進例などからわが国の管理技術を確立するための課題が討論されており、本書は当日の講演に質疑応答の趣旨を考慮して執筆し、編集したものである。
目次
- 1 資源・漁業管理の考え方(これまでの資源・漁業管理論;欧米とわが国の資源・漁業管理)
- 2 公海における資源・漁業管理(商業捕鯨からの教訓;東シナ海・黄海における底魚資源の管理問題;まぐろ類資源の管理を巡る諸問題;多国間調整の経済施策:私財からのアプローチ)
- 3 沿岸における資源管理型漁業の先進例(伊勢湾におけるイカナゴ漁業;島根県における小型底びき網漁業;二枚貝資源管理の今後の展望;プール制とその問題点)
- 4 遊漁と資源・漁業管理(神奈川県における資源管理型漁業と遊漁;中禅寺湖におけるヒメマス資源;漁業経済からみた海面遊漁)
「BOOKデータベース」 より