鈍翁・益田孝
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書誌事項
鈍翁・益田孝
(中公文庫, し-30-4,
中央公論社, 1998.9-1998.10
- 上巻
- 下巻
- タイトル読み
-
ドンノウ マスダ タカシ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上巻 ISBN 9784122032422
内容説明
文久三年、十六歳の益田少年は、幕府遣欧使節団の一員として、パリを訪れた…。維新後、世界で初めての綜合商社・三井物産を設立し、更に中外物価新報を創刊、後の日本経済新聞の生みの親ともなった。幕臣から商人に転じ、草創期の日本経済を動かし、「千利休以来の大茶人」と称された、巨人鈍翁の生涯を描く。
目次
- 序章 伝説の中の巨影
- 1章 一葉の写真
- 2章 日日是茶事
- 3章 最後の幕臣
- 4章 海の向うを見た
- 5章 御殿山碧雲台
- 6章 三井物産と三池炭鉱
- 7章 ライバルの死
- 8章 奔流の日月
- 9章 風狂・紅艶
- 10章 ヴィ事件の痛恨
- 11章 畏友・原三渓
- 巻冊次
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下巻 ISBN 9784122032606
内容説明
第一次大戦後の好景気に酔う産業界を襲った関東大震災、昭和大恐慌。そして団琢磨の暗殺と高まる財閥批判。三井合名理事長の座を退いた後も、三井グループの総帥としてあった鈍翁は、この危機から組織をどう守ろうとしたのか。英知あふれる経済人であり超一級の古美術蒐集家であった文化人、鈍翁の生涯。
目次
- 12章 井上馨の死
- 13章 御殿山大茶湯
- 14章 鈍阿焼をつくる
- 15章 小田原掃雲台
- 16章 関東大震災
- 17章 箱根を拓く
- 18章 軽井沢の休日
- 19章 ハリス顕彰
- 20章 琢磨暗殺
- 21章 炉辺の孤独〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より