良寛伝記考説
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良寛伝記考説
春秋社, 1998.9
- タイトル読み
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リョウカン デンキ コウセツ
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注記
良寛略年譜: p667-674
内容説明・目次
内容説明
編年体で構築した生涯伝記。良寛資料の読解は意外なほど後れているのではなかろうか。初期消息はいうにおよばず、良寛の足跡と詩歌成立の時期の特定が曖昧なため誤解を招き曲説を生んだことも否定できない。本書は良寛を取り巻く人物との交流を含め徹底して編年体に捕捉し展開しながら、良寛の思想や情念との関連を追究した労大作。
目次
- 宝暦八年(1758)戊寅 一歳(生家は山本氏か橘氏か;父と母;良寛の生年の問題)
- 宝暦九年(1759)己卯 二歳(父以南、神官と伊織の名を継ぐ)
- 宝暦十年(1760)庚辰 三歳(妹むら生まれる)
- 宝暦十二年(1762)壬午 五歳(弟の由之生まれる;弟の俳号「由之」と父以南)
- 明和元年(1764)甲申 七歳(父以南、名主職を継ぐ;栄蔵、大森子陽の三峰館に入学)
- 明和二年(1765)乙酉 八歳(大森子陽の江戸遊学の決断)
- 明和三年(1766)丙戌 九歳(三峰館の閉塾;父以南の春興帖)
- 明和五年(1768)戊子 十一歳(大森子陽、老父を郷里に帰す)
- 明和六年(1769)己丑 十二歳(妹たか生まれる)
- 明和七年(1770)庚寅 十三歳(三峰館に再入学;橘文孝と学友たち;弟宥澄生まれる)〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より