アジアの多文化社会と国民国家
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書誌事項
アジアの多文化社会と国民国家
人文書院, 1998.10
- タイトル読み
-
アジア ノ タブンカ シャカイ ト コクミン コッカ
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注記
「アジアの多文化社会と国民国家」関連略年表(山口幸二作製): p286-293
内容説明・目次
内容説明
植民地の後遺症、多様な少数民族と文化・宗教、エスニシティをめぐる紛争、人権や民主主義のあり方…多文化・多民族アジアに国民国家への道はふさわしいか。アジアの歴史と現状を見つめ、可能性を問う。
目次
- 序 国民国家とアジアの現在
- 1 飼い慣らされるエスニシティ、暴力化するエスニシティ—現代インドネシアの民族と国家
- 2 東南アジア島嶼部における港市とエスニシティ
- 3 多民族国家マレーシアにおける国民統合
- 4 複合移民社会の国民統合—シンガポールの場合
- 5 タイにおける国民国家—歴史と展望
- 6 ドイモイと文化の変化—変わるベトナムと少数民族
- 7 植民地支配の歴史を越えて—未来への投企としてのフィリピン・ナショナリズム
- 8 中国の国民統合と「中華民族」
- 9 今日のヒンドゥー教とメディア・テクノロジー
- 10 国民国家の成立とアジア映画—マレー半島における映画製作事例から
- シンポジウム「アジアの中の日本・日本の中のアジア」
「BOOKデータベース」 より