ラテンアメリカが語る近代 : 地域知の創造
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ラテンアメリカが語る近代 : 地域知の創造
(Sekaishiso seminar)
世界思想社, 1998.10
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ラテン アメリカ ガ カタル キンダイ : チイキチ ノ ソウゾウ
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Note
執筆者: 林美智代 [ほか]
参考文献: 各章末
Description and Table of Contents
Description
ラテンアメリカ先住民の視座より近代とは何かを問う。20世紀は資本主義、産業主義、国民国家を理想として近代化が推し進められた。ラテンアメリカ社会の変容を検証し、異文化理解を通して21世紀の社会システムを探る。
Table of Contents
- 序章 近代に抱かれるラテンアメリカ
- 第1章 ペルーの植民地社会と先住民—前近代社会の破壊と対応
- 第2章 メキシコ植民地社会におけるスペイン支配—16・17世紀におけるミチョアカン地方について
- 第3章 植民地期パラグァイと近代ヨーロッパ—イエズス会教化コミュニティー参加に見る先住民の生き残り手段
- 第4章 中米ベリーズにおけるクレオール社会の形成
- 第5章 ペルー独立後の経済開発の模索
- 第6章 メキシコの経済開発モデルの奇跡から幻影へ—国家主導型の輸入代替工業化の実験と挫折
- 第7章 ラテンアメリカにおける農地問題—メキシコとボリビアにおける農地改革
- 第8章 ペルーにおけるインディヘニスモの展開
- 第9章 ペルーのインディヘニスモ文学—『深い川』
- 第10章 メキシコのインディオ小説—ロペス・イ・フエンテス
- 第11章 ストリートチルドレンに見る「取り込み」と「排除」の論理—ブラジル1927年未成年法制定の思想的背景とその展開
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