日本近代思想のアジア的意義
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日本近代思想のアジア的意義
(人間選書, 223 . 中国における日本思想の研究||チュウゴク ニオケル ニホン シソウ ノ ケンキュウ ; 3)
農山漁村文化協会, 1998.9
- タイトル読み
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ニホン キンダイ シソウ ノ アジアテキ イギ
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内容説明・目次
内容説明
日本の学者は、1960年代以降、日本の近代化の得失問題の研究を展開してきた。その基本傾向は二つに大別される。一つは日本文化の優越性をアピールするもの、もう一つは日本の近代化に潜む重要な欠陥、例えば民主化の不徹底を指摘するものであった。だが、筆者にいわせれば、日本の近代化の特質は、それが欧米式の近代化の型を破ったところにある。
目次
- 序章 日本資本主義の精神とは何か
- 第1章 日本近代思想の原点—江戸時代における近代思想の萌芽
- 第2章 啓蒙思想と近代化の課題
- 第3章 自由民権運動の衰退とナショナリズムの台頭
- 第4章 東西思想融合の探求
- 第5章 独創性哲学の成立—西田哲学を中心として
- 第6章 社会主義運動と日本マルクス主義の展開
- 終章 アジアにおける日本の位置
「BOOKデータベース」 より