日本絵画の風景表現 : 原始から幕末まで

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日本絵画の風景表現 : 原始から幕末まで

成瀬不二雄著

中央公論美術出版, 1998.10

タイトル読み

ニホン カイガ ノ フウケイ ヒョウゲン : ゲンシ カラ バクマツ マデ

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内容説明・目次

内容説明

本書は原始時代から幕末に到る日本絵画の風景表現に焦点をしぼった通史と言うことができる。そして、叙述に際しては、いわゆる真景図などの単独作品ばかりでなく、ひろく宗教説話画、仏画や垂迹画、そして物語絵巻などに現われる日本風景をも取り上げた。このような視点からの日本絵画の通史は、かつてなかったように思われるので、本書は日本美術の評価に新しい視野を拓くものといささか自負している。

目次

  • 古代(風景表現以前;飛鳥・奈良時代の風景表現—中国山水画の流入と実用絵図;平安時代における名所絵の成立とその画題 ほか)
  • 中世(鎌倉時代の富士図について—多様な表現からその整理へ;鎌倉時代の社寺曼荼羅の風景表現;鎌倉時代の絵巻における風景表現 ほか)
  • 近世(風景表現における桃山時代;狩野探幽の富士図;江戸時代の狩野派、土佐派及び宗達派の風景表現 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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