船にみる日本人移民史 : 笠戸丸からクルーズ客船へ
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船にみる日本人移民史 : 笠戸丸からクルーズ客船へ
(中公新書, 1441)
中央公論社, 1998.10
- タイトル読み
-
フネ ニ ミル ニホンジン イミンシ : カサトマル カラ クルーズ キャクセン エ
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注記
主な参考文献: p230-233
移民船要目表: p234-239
内容説明・目次
内容説明
明治初年に始まった海外移民は高度成長期まで続けられ、北米、南米、ハワイへの移民輸送は日本の海外定期航路の基盤となった。この間、国策と移民たちの意識は出稼ぎ渡航から家族移住へと変化し、船自体も性格が変わった。「人間を運ぶ貨物船」と言われた劣悪な船内環境は、衛生、居住性を重視した設計へと改善され、現在のクルーズ客船へと発展する。移民たちの夢と不安を乗せて航海した船と船内生活の変化を辿り、移民史の空白を埋める。
目次
- 序章 笠戸丸
- 第1章 明治・大正期の移民船
- 第2章 ブラジル移民全盛期の移民船
- 第3章 移民船の旅客設備
- 第4章 蒼氓の船旅
- 終章 戦後の移民船
「BOOKデータベース」 より