青空
著者
書誌事項
青空
(晶文社クラシックス)
晶文社, 1998.10
- タイトル別名
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Le bleu du ciel
- タイトル読み
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アオゾラ
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注記
Le bleu du ciel. の翻訳
内容説明・目次
内容説明
ぼくは踏みにじられたぼろ屑だった。不幸を自分の身に引きよせ、死にかかっていた…。スペイン戦争前夜。まっ黒な予兆をはらんだ青空の下で、破滅に瀕したひとりの男。彼をうちのめした苦悶とはなんだったのか。嫌悪と倦怠と恍惚と—。「黒いイロニー」をもとめつづける孤独な魂の彷徨を、息づまるばかりの切実さで描く。著者自身によって発表まで20年間遺棄されていた、思想的作家バタイユの危険と魅惑にみちた傑作。
「BOOKデータベース」 より