戦争と差別と日本民衆の歴史

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戦争と差別と日本民衆の歴史

久保井規夫著

明石書店, 1998.10

タイトル読み

センソウ ト サベツ ト ニホン ミンシュウ ノ レキシ

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注記

本書の関係年表: p151-156

内容説明・目次

内容説明

私たちの日本が、侵略の加害者となり、敗戦で被害者にもなった、アジア・太平洋戦争の真実を見つめねばなりません。その誤りを明確にして、戦争から平和・友好を、差別から人権共生を見据え、戦後の平和・民主・人権の日本に必要な多岐の課題・展望を学び取ってほしいのです。本書は、そのために著しました。

目次

  • 天皇の即位と神格化—現人神として崇め奉られた人
  • 天皇崇拝、すなわち「愛国」—まずは教育から
  • 朝鮮の海へ殺到した日本漁船—朝鮮の日本人漁民
  • 「満州」の荒野へ、日王の島国へ—「満州」事変以前
  • 鉄道・護岸の工事現場で—アリラン峠と被差別部落
  • 衡平運動と水平運動との連帯—朝鮮と日本の被差別民衆
  • 反軍闘争に立ち上がった部落民衆
  • 部落を隠したと「詐欺・誘拐」の判決—高松差別裁判
  • 炭鉱に団結の旗が翻る—三池・筑豊の炭鉱労働者
  • 虚妄の「王道楽土」の国—ラスト・エンペラーの「満州国」〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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