戦国社会と寺内町
著者
書誌事項
戦国社会と寺内町
(寺内町の研究, 第1巻)
法藏館, 1998.10
- タイトル別名
-
戦国社会と寺内町
- タイトル読み
-
センゴク シャカイ ト ジナイマチ
大学図書館所蔵 件 / 全134件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
監修: 峰岸純夫, 脇田修
「蓮如の道」その他の執筆者: 土屋敦夫, 浜崎一志, 増井正哉, 八木雅夫
内容: I: 寺内町という"場"(「蓮如の道」, 「一向一揆の政治理念」), II: 寺内町の諸形態(「中世末寺内町の発達」-「寺内町の形態の類型とその変容」), III: 一向一揆と寺内町(「一向一揆」-「織田権力の寺内町政策」), IV: 寺内町民と寺院(「寺内町富田林の成立と構造」-「寺内町都市法の構造」), 解説(仁木宏), 研究ノート: 中世集落論からみた畿内寺内町の空間構造の位置付け, 参考文献, 出典一覧
参考文献 / 吉井克信作成: p517-532
出典一覧: p533-534
収録内容
- 蓮如の道 : 寺内町の形成と展開 / 西川幸治 [ほか執筆]
- 一向一揆の政治理念 : 「仏法領」について / 黒田俊雄 [執筆]
- 中世末寺内町の発達 / 牧野信之助 [執筆]
- 寺内町の性格 / 藤岡謙二郎 [執筆]
- 寺内町の建設プラン / 水田義一 [執筆]
- 寺内町の形態の類型とその変容 / 金井年 [執筆]
- 一向一揆 / 峰岸純夫 [執筆]
- 畿内寺内町と一向一揆 : 戦国末期の摂河両国を中心として / 鍛代敏雄 [執筆]
- 統一政権の成立 / 藤木久志 [執筆]
- 織田権力の寺内町政策 : 関連資料の検討を中心として / 堀新 [執筆]
- 寺内町富田林の成立と構造 / 脇田修 [執筆]
- 畿内寺内町の形成と展開について / 水本邦彦 [執筆]
- 寺内町都市法の構造 : 「大坂並」の経済特権と領主権 / 堀新 [執筆]
- 中世集落論からみた畿内寺内町の空間構造の位置付け / 前川要 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
寺内町については、早く歴史地理学の立場から研究がなされ、太平洋戦争後は地域経済の中心都市として問題にされてきたが、近年は、宗教史はもちろん経済史・社会史・地域史・都市史・建築史などの各分野から注目されている。さらに最近では発掘調査にともなう考古学の成果もあって、まさに学際的な関心が寄せられている。本書は、このような研究動向をふまえ、現時点における寺内町研究の達成を全三巻にまとめ、今後の研究の進展に寄与しようとしたものである。第一巻「戦国社会と寺内町」は寺内町の成立と展開を戦国社会の中に位置づけた。
目次
- 1 寺内町という“場”(蓮如の道—寺内町の形成と展開;一向一揆の政治理念—「仏法領」について)
- 2 寺内町の諸形態(中世末寺内町の発達;寺内町の性格 ほか)
- 3 一向一揆と寺内町(一向一揆;幾内寺内町と一向一揆—戦国末期の摂河両国を中心として ほか)
- 4 寺内町民と寺院(寺内町富田林の成立と構造;幾内寺内町の形成と展開について ほか)
「BOOKデータベース」 より