ドル支配は続くか
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書誌事項
ドル支配は続くか
(ちくま新書, 179)
筑摩書房, 1998.11
- タイトル読み
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ドル シハイ ワ ツズクカ
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注記
主な参考文献: p221-222
内容説明・目次
内容説明
99年一月には欧州の通貨統合が実現し、欧州単一通貨「ユーロ」が誕生する。はたして債務国アメリカの、ニューヨーク(国際決済)、ロンドン(国際貸付と為替取引)、シカゴ(デリバティブ)の三市場による米ドルの覇権システムは維持されるのか。ジャパンマネーは失速から回復し、新たな円戦略を構築できるのか。それともそれは、国民通貨時代の終焉を告げることになるのか。国境を超えた大競争時代を迎える、二一世紀の国際金融システムを展望する。
目次
- 第1章 国際取引の歴史(地金と為替—「ジェノヴァ人の世紀」;英国の覇権—19世紀 ほか)
- 第2章 米ドルの覇権は続くか(基軸通貨国の債務国化とは何か;アメリカ資本主義の「強さ」 ほか)
- 第3章 「アジアの奇跡」はどこへ(日本から見るアジアと世界;アジア通貨危機 ほか)
- 第4章 「ユーロ」の挑戦vs円の選択(ECからEUへ;ドルと「ユーロ」 ほか)
「BOOKデータベース」 より