強迫パーソナリティ
著者
書誌事項
強迫パーソナリティ
みすず書房, 1998.10
- 新装
- タイトル別名
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The obsessive personalyty : origins, dynamics, and therapy
- タイトル読み
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キョウハク パーソナリティ
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内容説明・目次
内容説明
現代は強迫パーソナリティの時代である。そのパーソナリティ構造の極端なものが精神科医を訪れる患者の大部分を占めている。すべての強迫パーソナリティが社会的に不適応を起こしているわけではなく、逆に社会の中にあって、ときには高い社会機能を果たしている人も少なくない。本書のユニークな点は第一部として強迫パーソナリティ(あるいは強迫的な生き方)の記述、第二部にはその破綻としてのいくつかの病態(うつ状態、恐怖神経症、強迫神経症、嗜癖状態、ギャンブル、盗癖、自慰など)を簡単にスケッチし、最後に第三部として(個々の病態ではなくて)強迫パーソナリティの精神分析療法をおいていることであろう。重心はあくまでも強迫パーソナリティにある。
目次
- 第1部 強迫パーソナリティの諸特徴(強迫的行動についての諸理論;強迫的スタイル;社会参加、性生活、結婚生活;強迫スペクトル)
- 第2部 強迫状態と他の症候群(抑うつ;恐怖症;強迫的防衛の破綻;嗜癖状態)
- 第3部 治療(強迫パーソナリティの治療;臨床的考察)
「BOOKデータベース」 より