Bibliographic Information

熱力学および統計物理入門

H.B. キャレン著 ; 小田垣孝訳

(物理学叢書 / 小谷正雄 [ほか] 編, 81, 82)

吉岡書店, 1998.11-1999.3

  • : セット

Other Title

Thermodynamics and an introduction to thermostatistics

キャレン熱力学および統計物理入門

H.B. Callen : 熱力学および統計物理入門 (第2版)

Title Transcription

ネツ リキガク オヨビ トウケイ ブツリ ニュウモン

Available at  / 204 libraries

Note

原著第2版(New York:John Wiley)の翻訳

初版の書名: 熱力学

奥付では物理学叢書の編者は小林稔, 井上健, 山本常信, 高木修二とあり

参考文献: p649-651

索引: 巻末

Description and Table of Contents

Volume

上 ISBN 9784842702728

Description

本書は、世界的に高い評価を得ている熱力学の代表的な教科書である。公理に基づく熱力学体系の構築は他に類をみないものであり、熱力学を学び必要とするものにとっては必携の書である。上巻では、まず巨視的な観測から自然に導かれる巨視変数が定義され、エントロピー増大の原理に基づいて平衡状態を定める条件が論じられる。示量変数と示強変数の関係がわかりやすく説明された後、熱機関の効率がどのようにして決められるのかが詳しく説明される。ついで、温度や圧力の示強変数を独立変数とした場合の平衡条件が明快に説明される。この時必要となるルジャンドル変換の説明は、論理的で大変わかりやすく類書には見られない特色となっている。

Table of Contents

第1部 古典熱力学の一般原理(熱力学の根本問題と要請;平衡の条件;有用な公式と例;可逆過程と最大仕事の定理;さまざまな定式化とルジャンドル変換 ほか)
Volume

下 ISBN 9784842702735

Description

本書は、熱力学と統計力学の基礎が極めて整合性よくまとめられており、格好の教科書であるとともに輪講用のテキストとしても最適である。

Table of Contents

  • 第1部 古典力学の一般原理
  • (一次相転移;臨界現象;ネルンストの要請 ほか)
  • 第2部 統計力学(エントロピー表示における統計力学:ミクロカノニカルの方法;カノニカルの方法:ヘルムホルツ表示における統計力学;エントロピーと不規則性:一般的なカノニカルの方法 ほか)
  • 第3部 熱統計学の基礎(考究追記:対称性と熱統計学の基本概念)

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Details

  • NCID
    BA38585498
  • ISBN
    • 4842700009
    • 9784842702728
    • 9784842702735
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    eng
  • Place of Publication
    京都
  • Pages/Volumes
    2冊
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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