日本の鉱夫 : 友子制度の歴史

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日本の鉱夫 : 友子制度の歴史

村串仁三郎著

世界書院, 1998.10

タイトル読み

ニホン ノ コウフ : トモコ セイド ノ レキシ

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注記

友子研究の参考文献目録: p241-244

内容説明・目次

内容説明

私は、今まで学者がほとんど注目しなかった鉱山の中に、人々が、お互いに慈しみ合い、助け合いながら生きていた集団を発見した。それは、友子とよばれた鉱夫の仲間組織である。友子は、労働組合ではない。友子は、明治35年に日本ではじめて鉱夫の労働組合が組織される以前の江戸時代末期から存在していた。労働組合が組織される以前から存在した友子は、職人的な鉱夫の同職組合と言うことになる。

目次

  • 友子とは何か
  • 江戸時代の友子—友子の形成
  • 明治前期の友子—成立期の友子の実態
  • 明治後期における友子制度の確立
  • 明治典型期の友子組織の実態
  • 明治典型期の友子の活動実態(友子の技能養成と相互扶助;友子と秩序維持、労働市場、労働組合)
  • 大正期の友子(友子制度の発展と変容;労働組合運動にゆれる友子)
  • 昭和期の友子—友子の変質と消滅

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA38597861
  • ISBN
    • 4792781019
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    ii, 246p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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