逃げ遅れたヒツジたち : 現代狂気の現象学
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逃げ遅れたヒツジたち : 現代狂気の現象学
(カッパ・サイエンス)
光文社, 1987.3
- タイトル読み
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ニゲオクレタ ヒツジタチ : ゲンダイ キョウキ ノ ゲンショウガク
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内容説明・目次
内容説明
みんなが「軽い」「とりとめもない」生き方に悩んだり(旧人類)、愉しんだり(新人類)している。危ないことに心の深層では、生と死の区別さえあいまいになってきた。こんな心の姿の現在が、著者の妥当さを踏みはずさないリアリズムの眼と、病いへのこまかい温もりの心と、病いは脱落ではあるが、また正常を守る自己救済の姿だとする専門の方法で、みごとにとらえられている。
目次
- プロローグ みんなで狂気を分け合う時代
- 1 いま、何が「正常」で何が「異常」か
- 2 狂気は時代の縮図である(分裂病の現在;うつ病の現在;神経症の現在;境界例の現在)
- 3 狂気の核に何があるか
- 4 精神科医に何ができるか
- 5 いかに狂気と共存するか
- エピローグ 泥くさく、高貴なる人間ドラマ
「BOOKデータベース」 より