幕末維新・群像の死に際
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幕末維新・群像の死に際
(小学館ライブラリー, 115)
小学館, 1998.10
- タイトル読み
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バクマツ イシン グンゾウ ノ シニギワ
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注記
「日本人の死に際」(1995年刊)の改題
関連年表:p295〜302
内容説明・目次
内容説明
人間の死には、無数のドラマが秘められています。本書は、封建社会から近代国家へ大変貌を遂げる幕末維新を舞台に、おのれの信ずる道を駆け抜けた人々の、生と死の記録です。人間の死が歴史にどうかかわったのか、興味津々の一冊。登場人物の墓の場所、戒名などを明記。歴史愛好者必読の書。
目次
- 暗殺—血生臭きテロリズム(大老、江戸城桜田門外で襲わる—井伊直弼;皇妹和宮の降嫁政策などで怨まれ—安藤信生 ほか)
- 自殺—命絶つことの意味(顔を焼いて人相変え、そのあげく—高野長英;世界初の農業協同組合を作って—大原幽学 ほか)
- 処刑—梟首から切腹まで(「よしっ、斬れっ!」と叫び—橋本左内;吹きすさぶ大獄の嵐に—吉田松陰 ほか)
- 戦死—義の戦いと位置づけ(銃の撃ち方も知らずに出陳し—二本松少年隊;自分の入る柩作らせて—河井継之助 ほか)
- 上意打ち・仇討ち・事故死—さまざまな最期(主命で起こった「寺田屋騒動」—有馬新七ほか八人;身柄奪われ、斬首に—長野義言(主膳) ほか)
- 病死—自らの想い秘めて(幕府改革に乗り出す矢先に—島津斉彬;処分決まらず脚気にかかり—梅田雲浜 ほか)
「BOOKデータベース」 より