世界史の流れ
著者
書誌事項
世界史の流れ
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 1998.12
- タイトル別名
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Über die Epochen der neueren Geschichte
世界史の流れ : ヨーロッパの近・現代を考える
- タイトル読み
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セカイシ ノ ナガレ
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注記
その他のタイトルはカバージャケットによる
内容説明・目次
内容説明
ヨーロッパに革命の嵐が吹き荒れていた1854年、バイエルンの国王マクシミリアン2世は、年来傾倒していたランケに「世界史の大きな流れ」についての連続講義を依頼する。おそらく君主制の危機に触発されてのことだったろう。あらゆる時代は神に直接するのであり、個々の時代はそれぞれ固有の価値を内にもっている。だからこそ、「進歩」の概念は否定されるべきであり、史料批判にもとづいた歴史叙述が求められるのである。古代ローマ帝国から説き起こし、同時代にまでいたる、ヨーロッパ全史を展望する壮大な歴史叙述。
目次
- 序説(出発点と主要概念)
- 第1章 ローマ帝国の基礎—キリスト紀元初めの四世紀間の概観
- 第2章 ゲルマン人の侵入とアラビア人の侵略によるローマ帝国の変化
- 第3章 カロリング時代
- 第4章 十一世紀から十三世紀にいたる教権時代
- 第5章 第五期—十四、五世紀
- 第6章 宗教改革と宗教戦争の時代—十五世紀末から十七世紀中葉まで
- 第7章 列強の成立と発展の時代(十七、八世紀)
- 第8章 革命の時代
「BOOKデータベース」 より